Chiharu Ono
Chiharu Ono
Certified Leader

My Profile

こんにちは千春です。

私は小さい頃から胃腸が弱く、大きな扁桃腺の存在のせいか風邪を引きやすい体質でした。

アメリカに留学した時に体調を崩し、異国の地で体を壊す事がどれほど心細い事かを体験しました。そのためか知らず知らず20代の頃から「健康」は私の人生のキーワードなっていった気がします。

高校生時代のバレー部の厳しい練習で、疲労骨折、いわゆる腰椎分離症を患いました。それが娘を出産した後の30代で、筋力を失った私の体につらい症状として現れ、一時はずっと左脚のしびれに悩まされ、朝は筋肉が温まるまで起き上がることも困難でした。高額な私専用コルセットに頼る日々の中、明らかに私のウエストサイズを大きくするコルセットに頼り続けることは耐えがたく、自分の筋力をアップさせるために、腰痛のリハビリを兼ねた朝5時台の家族が起きる前の早朝ウォーキングが日課になっていました。

30代から40代の私は仕事に育児、そして家事に追われる日々を送っていました。自分で選んだワーキングマザーという選択、キャリアとライフスタイル、スーパーウーマンのようにより速く効率的に、マルチタスクをこなし、その達成感に酔いしれるアドレナリン中毒のストレスフルな日々の生活は、少しずつ確実に私の心と体のバランスを崩し、消化器系、皮膚科領域にもトラブルを生じさせ、心のゆとりを奪っていきました。

母親業、会社でのマネージャー業、娘業、そして自分の事でいっぱいいっぱいになり、奥様業、嫁業は放棄され、当然夫婦間は冷え切っていました。離婚の危機も体験しながら、性格の悪いキャリアウーマンまっしぐらで、今思えば最終的にうつ病を患っていても不思議ではない状況だったと思います。そうならなかったのは、持病の腰痛のリハビリウォーキングが、私の心をリフレッシュさせてくれ、そしていつも私の理解者でいてくれた両親、母親思いの娘、そして忍耐強い旦那のお陰だと心から思うのです。

あれから私は20年近く勤めた会社を辞めましたが、自分が一体何をやりたいのか・・・長年利用されてこなかった右脳への回路は遮断され、計算ばかり、先の事ばかり心配する左脳生活で、自由な時間を得たはずなのに、心が満たされず私はとても不自由でした。そんな中でも少しづつ、私は心と身体のメンテナンスに時間を割くようなり、心のわくわくを大切にするようになり、味噌作り、麹作り、梅干し作り等々、やりたいことにチャレンジし、体にいいものを積極的に摂取するようになり、人生の半ばを過ぎてからヨガと出会います。 

ヨガは今まで感じた事のない心地よさ、深い癒しを私に与えてくれました。歪んでいた体や心が整っていく、それを実感できるほど、ヨガは私に沢山の恩恵を与えてくれました。今はそのヨガを教えています。

過去の私は自称「Heavy Thinker」

思考は次から次へと切り替わり、どんどん思考の渦の中で、その渦の中にいることすら気づかず、疲労感だけが残る日々。そんな自分の状況に自分がどっぷり浸かっている事を、マインドフルネスは気付かせてくれました。

過去の私のように、仕事に追われ、時間に追われ、やらなければならないことへの脅迫観念を抱き生活をしている皆さん、どうか自分の呼吸に意識を向けてください。そして呼吸が浅く早くなっていることに気づいたら、深く呼吸を味わってみてください。

特にワーキングマザーの皆さん、女性は、結婚、妊娠、出産をし、人生の中でもとても大きな変容を経験します。その変容は大きなストレスでもあり、身体的な変化と共に、感情や精神面にも大いに影響します。それにプラスしてキャリアというライフスタイルは、心と身体のバランスを無くさせてしまうリスクもあります。子供達はあっという間に大きくなっていきます。子供達が目を輝かせて話す内容に、仕事もスマフォの事も忘れて、しっかりと耳を傾けてあげてください。そして食事の時間は、口に運ばれた食べ物をさっさと飲み込むのではなく、味わってみてください。今その瞬間に意識を向ける事で、感謝が溢れてきます。

ヨガを教えて6年、生徒さん達はシニア世代が中心になりつつあります。そして私もあと数年で60歳です。そんな中、まるで運命のように私はラフターヨガと出会うことができました。 

ユーモアやジョーク、コメディーに頼ることなくだれもが笑うことができ、笑いの健康効果を受け取ることができるラフターヨガ。ストレスを軽減し免疫システムを活性化してくれます。検索すれば笑いの健康効果のエビデンスの多さにびっくりします。

年齢や体力に関係なく、だれもができるシンプルな有酸素運動で、心身の緊張をほぐしてくれます。シンプルだけど健康効果は抜群です。やらないともったいない。

正直資格を取るための講座を受講した最初の頃は、少し抵抗もあり、萎縮した笑い筋のせいか笑いもぎこちなかった私ですが、カタリナ先生の熱意ある講義、そして大笑いのエクササイズを繰り返すうちに、すっかり私はラフターヨガの虜になりました。

まだまだこれからの人生、私はヨガと笑いを通して、皆さんが今を感じ、心身共に健康でいられるお手伝いを微力ながらできればと思っています。